村上 康文     

医師・専門家・研究機関

村上 康文

村上 康文  Murakami Yasufumi

東京理科大学名誉教授 / 薬学博士 / 東京理科大学ゲノム創薬研究センター・構造ゲノム科学部門長

東京大学薬学系研究科薬学専攻。東京大学大学院修了後、米国・ニューヨークスローンケタリング記念癌研究センターにて、3種のウイルス(SV40, アデノウイルス、ポリオーマウイルス)の研究に従事。癌ウイルス2種類の宿主域がDNA複製プロセスにあることを世界で初めて証明する。アルバータアインシュタイン医科大学(ニューヨーク)にてモノクローナル抗体作製法を習得。

経歴

  • 1979年 東京大学 薬学部 薬学科生理化学教室 卒業
  • 1984年 東京大学 薬学系研究科 薬学専攻 博士課程 修了 薬学博士
  • 1984-1986年 スローンケタリング記念癌研究センター・博士研究員
  • 1987-1999年 理化学研究所ライフサイエンス筑波研究センター・研究員
  • 1999年- 東京理科大学基礎工学部教授
  • 2002年- 株式会社バイオマトリックス研究所を創業、以来取締役を兼務
  • 2002年- 東京理科大学ゲノム創薬研究センター・構造ゲノム科学部門長

主な研究・業務

  • NA型腫瘍ウイルスゲノム複製の分子機構の研究
  • 出芽酵母ゲノム・ヒトゲノム解析研究
  • DNAマイクロアレイの開発と創薬標的遺伝子の探索

近年注力している分野

  • 膜タンパク質抗体作製法の開発
  • 抗体医薬候補抗体に関する研究開発
  • 癌診断のためのバイオマーカーの開発(国立がんセンターとの共同研究)

関連情報

ゲノム解析は何をもたらすか

ゲノム解析は何をもたらすか (科学のとびら) 

出版:東京化学同人 (2002/10/1発売)

ポストゲノムの分子生物学―ゲノム情報から遺伝子機能への新展開を探る

ポストゲノムの分子生物学―ゲノム情報から遺伝子機能への新展開を探る (化学フロンティア) 

出版:化学同人 (2003/7/1発売)

分子細胞生物学事典

分子細胞生物学事典

出版:テコム (2013/1/29発売)